生活保護を受給している間は、残念ながら投資をすることはできません。
投資するお金があるならちゃんと生活費に回しなさいよということみたいです。
そのため、生活保護を受給するには、投資用の口座からお金をすべて引き上げている必要があります。
パートをしていた頃は株式投資が趣味だったので、おこづかいの範囲でコツコツと単元未満株を買い集め、スキマ時間に株価のチャートを眺めたり配当金をもらうのが楽しみのひとつでした。
なので、投資ができなくなってしまったことは結構ショックです。いつか生活保護を抜けられたらまた楽しめたらいいなと思っています。
でも、生活保護を抜けるのって難しいみたいなんですよね。
ケースワーカーに聞いてみたら、やはり難しいけれどちゃんと抜けている人もいるとのことでした。
生活保護を抜けるにあたり、収入がだいたい18万くらいを安定して越えられるようになったらというのをひとつの目安にしているとも言っていました。
夫も働けたら、2人で短時間パートだけでもいけそうなのになぁ。
わたしが前にパートで働いていた時は、最低賃金付近の時給で週5で1日4〜5時間働いて手取りが9万くらいでした。
扶養内パートだったので雇用保険くらいしか引かれるものがなかったのですが、もし18万の収入だと手元にいくら残るのでしょうか。
他の従業員の方々と話しているうちに知ったのですが、40歳を過ぎたころから介護保険料というのも引かれるそうです。
いろいろ引かれて、14万くらいは残るのかなぁ。そこから家賃、光熱費、医療費…と考えるとなかなか頭が痛いですね。
今うちでは保護費14万くらい+児童手当や低所得世帯への給付金でなんとかやっているので、そのくらい稼げればいけるかなぁ…。
でも、最低賃金がわたしが働いていた頃より上がっています。ざっくり計算してみたら週4くらいで同じ金額稼げるようになっていました。本当にありがたいことです。も、もっともっと上がってくれてもいいのよ!!
自己破産をした時に、消費生活センターの担当の方から赤ちゃんが小さいうちはお母さんよりもお父さんが頑張った方がいいよ、と言われました。
それができていたら今こんなことには…と言いたかったけれどぐっとこらえました。
前に何かで「富めるものはますます富み、貧しいものはさらに貧しく」というのを見かけたことがあります。
これは本当にこの世界の真理だな…と思っています。
投資をしていると、雪玉を転がしていくみたいに少しずつお金が増えていくんですよ。
わたしの場合は大きな金額ではなかったのでガツンと増えることはありませんでしたが、具体的に言うと「1万円をゴロ~ンと転がすと300円くらいがくっついてくるイメージ」です。
ベクトルが違うけれど、借金やリボ払いもそうですよね。そしてそっちの場合は増えるスピードが、破滅までのスピードがものすごく速い。
お金が足りないなら、借金するより足りなそうとわかった時点でスポット(1日単位で働けるやつです)の仕事でも短期のバイトでもして働いた方が絶対にいいです。
今はタイミーとかシェアフルとか、ラインバイトとか怪しくないものがちゃんとあります。派遣だったらフルキャストとか。昔と違って、登録もオンラインで完結できるし(フルキャストは登録後に本人確認と希望する仕事の条件などを聞くための電話が一度かかってきます)、登録後はそのまま面接なしで働けるようになってたりします。
わたしの住んでいるところは田舎なのでスポットでできる仕事の数は少ないし賃金が安めのところもまだ多いですが、借金なんかするより全然マシです。
夫はちょくちょく人にお金を借りるタイプだったのですが、これに懲りてもうやめて欲しいです。
自己破産をして、金銭的には楽になりましたが本当にめんどくさかったし金銭的にボロカスなのをいろいろな人に晒さないといけなくて本当に恥ずかしかったので二度としたくないです。(一番大変だったのは弁護士さんだと思いますが)
ああ…人生何があるかわかりませんね。
ますます富める側にいきたいなあ、なんてね。